
猛烈な夏の暑さはどこかに影を潜め
ひょっこりと秋の風が吹いてきた
ザワザワと生い茂っていた木々たちも、つかの間のひと休み
そして新たな境地へ踏み出す準備をはじめる
猛烈に楽しんだ分だけ、過ぎて行く時間はあっという間だ
その熱を冷ますかのように
僕を落ち着かせるように
風は吹いてくる
そしてどこか懐かしい気持ちと後ろめたい気持ちを
なでるように優しく包みこんでくれる
この風は冷たい、寂しい
でもそれが僕が僕であることを証明してくれる
ハラハラと散り行く枯れ葉たちは悲しみを表していない
それは強さをなんだ
はじまりなんだ
いよいよ、今年も秋がやってくる